酪酸菌によるアトピーの改善結果

酪酸菌によるアトピーの改善結果

ひどい便秘の解消

酪酸菌を摂り続けて(ゴボウを食べ続けて)、まず変化が表れたのが便秘の解消でした。

酪酸菌を積極的に摂る前の僕は、便秘にかなり苦しめられていて、一週間近く出ないなんてこともザラでした。

便秘薬や便秘に効くと言われている食べ物なども色々と試しましたが、どれもその効果はあってないようなものばかり。

そんな状態でしたが、ゴボウの味噌汁を毎日飲み続けて一週間ほどで、今までの苦しみが嘘のように便秘が治まったのです。

あれだけ出なかった物が、毎日きちんと出るようになり、一日に二、三回トイレに行くことも珍しくなくなりました。

アトピーと便秘は大きく関係しています。

便がきちんと排出されず、腸の中で老廃物がどんどん溜まっていけば、腸内環境は当然崩れてしまいます。

そうなれば、アトピーもますます悪化してしまうのです。

さらに老廃物が腸から血管に漏れて血液を汚してしまうことで、肌の再生力も低下します。

便秘の解消は、アトピー改善のためには必須だと言えるほど重要なことなのです。

滲出液が出なくなる

便秘が解消されたのと同様に、それまで当たり前のように出ていた、滲出液(しんしゅつえき)が出なくなりました。

(滲出液とは、皮膚を掻くと出てくるジュクジュクした黄色っぽい、もしくは透明な汁のことです)

これも本当に助かりました。

アトピーに苦しめられている方は、とても苦労されていると思いますが、僕も本当にこの滲出液には苦しめられました。

滲出液が出なくなったことで、包帯を巻いたり、真夏に長袖を着たりする必要がなくなったのです。

皮膚がしっかりした。強くなったという感じです。

これも、腸内環境が良くなったこと、そしてそのお陰で血流が改善したことの影響だといえます。

不眠の解消と精神の安定

酪酸菌のおかげで、もうひとつ大きな変化がありました。

それは眠れるようになったことです。

以前の僕は、とにかく不眠に悩まされていました。

アトピーと闘っていれば、不眠はどうしても避けて通れない非常に大きな苦しみです。

痒みはもちろんですが、痛み、滲出液や血の不快感、そして自分はどうなってしまうんだろうかという不安と絶望…。

アトピーには、睡眠を阻害する要素があまりにも多く存在します。

ちゃんと眠れないことで、日中も気力がわかないし、精神的にも不安定な状態に陥りがちです。

また、一度夜に眠れなくなってしまうと、どうしても昼夜が逆転してしまい、元に戻すのがとても難しくもなります。

そんな不眠にも、酪酸菌を摂ることで変化が生まれました。

明らかによく眠れるようになったのです。

理由としては、痒みが弱まっていった、滲出液が出なくなったということもあります。

また、これは別の記事でも書きたいと思っているのですが、実は腸内環境が良くなれば、精神的にも安定してくるのです。

さらに、アトピーの苦しみが軽減されていけば、昼間は精力的に活動できるようになるので、より眠りやすくもなります。

眠れるようになれば、皮膚の回復力も高まっていくのです。